寛骨臼回転骨切り術後

先日、寛骨臼回転骨切り術を施行し約15、16週経過した方のトレーニングをさせていただきました。

レントゲン上は順調に骨癒合が図れ全荷重の許可が下りたばかりでしたが、退院後は大きな手術をしたこともありとても慎重に生活されており、地に足がついていないような印象でした。

歩行時や床の物を拾うときなど、要所要所で術側の踵を浮かせており、無意識に荷重するのを避けておりました。

足を浮かせようとする筋肉は、RAO後の方が訴える股関節の痛みとして比較的多い原因の一つです。

例えば、ベッドから手術した足を下ろす時に「ピキッ」

    何かを跨ごうと手術した足を持ち上げた際に「ピキッ」

    歩ている時に、手術した足を後ろから前に振り出す際に「ピキッ」

身体を大きくかがめてから股関節を持ち上げるようにすると痛みが和らぎませんか。

しっかりと荷重することは骨癒合を促すだけでなく、術後の二次的な痛みを抑制、予防するためにとても重要です。

また、痛みが発生した時にはすでに動き方に変な癖がついていることが多いため、細かい生活上の動きを見直すことや、過剰に働いてしまっている筋肉を抑制し、弱化している筋肉を鍛えていくことで本来の筋肉バランスに調整していくことが有効です。

対処療法ではなく、これからの長い人生を考えた時には生活上の動き方、習慣を変えていく根治療法の考えが重要ではないでしょうか。

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